野村萬斎と和泉元彌の違いって知ってる?オリンピック総合統括で一気に差が!

野村萬斎 俳優

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式をプロデュースする総合統括に、狂言師と俳優の両方の分野で活躍している野村萬斎さんが選任されました。また狂言師として思い出すのは野村萬斎さんと同じ世代の和泉元彌さんですが、二人の違いがネットで話題になっています。そこで今回は「野村萬斎と和泉元彌の違いって知ってる?オリンピック総合統括で一気に差が!」と題しまして調査に入ります。

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野村萬斎のプロフィールと経歴

野村萬斎(のむらまんさい)さんは本名:野村武司(のむらたけし)、1966年4月5日生まれの現在52歳(2019年2月時点)、東京都出身、狂言方和泉流の能楽師であり俳優でもあります。二世野村万作さんと詩人阪本若葉子さんの長男です。

4人きょうだいの3番目で姉・姉・妹という女性に囲まれて育ちました。初舞台は1969年の3歳の時の「靭猿」の子猿役で、4歳の時初めて台詞のある役「いろは」を演じます。

学歴は筑波大学附属小学校・筑波大学附属中学校・筑波大学附属高等学校を経て東京藝術大学の音楽学部邦楽科能楽専攻を卒業されています。そして1994年に「萬斎」を襲名されました。

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野村萬斎と和泉元彌との違いはなに?

同世代で同じ狂言師として活躍されている野村萬斎さんと和泉元彌さんの違いについて検証していきます。

お二人の実力の違いについてですが、どちらの方が上手いのかまた才能やセンスがあるのかというところで違いが出るのでしょうが、世間からは様々な異なる意見が出ていているようです。追求していきますと全てにおいて野村萬斎さんが優れているという意見が多く、テレビ番組に出演され自身のイメージアップにつなげている和泉元彌さんが見苦しいという意見すら見受けられました。

野村萬斎さんは「陰陽師」や「のぼうの城」、「シン・ゴジラ」また2019年「七つの会議」など次々に話題作に出演され、どれも大ヒットとなっています。俳優としても大活躍されその名を知らない人はいない、今や狂言師といえば野村萬斎さんと言っても過言ではありません。

それに対して和泉元彌さんは「能楽狂言方和泉流二十世宗家」と名乗ってはいるものの、正式な手続きを取らず勝手に家元になったもので「狂言師」は自称なんだとか。ここまでを比べてもお二人の違いは明らかです。

野村萬斎と和泉元彌とは仲が悪い?

野村萬斎さんと和泉元彌さんは共演NGであるとか、二人の仲が良くないと噂されていますが、実はお二人の関係は祖父同士が兄弟の「はとこ」にあたるようです。

過去に和泉流が途絶えた時期があり、これを復活させたのは和泉元彌さんの父親だったそうですが、元々和泉元彌さんの父親は三宅派から本家へ養子となり家元になりました。この時三宅派と野村派はもめたみたいで、このことから野村萬斎さんと和泉元彌さんは仲が良くないと言われることになったのです。

現代演技の舞台においても他の者に後から追うようなことを許さない!と言った勢いのある個性的で、なおかつ品もあり魅了的な実力を発揮されている野村萬斎さんが、狂言に詳しくない一般の方から見ても、和泉元彌さんより実力が上であると言ったところでしょう。

このように評価の差が出てしまうのも家系が関係してると言われており、和泉元彌さんは父親が亡くなってからはちゃんとした稽古はつけておられず、一方野村萬斎さんは人間国宝である父親の野村万作さんから稽古をつけ続けておられます。

能楽に詳しくない筆者には三宅派・野村派の違いなんてわかりませんが、同じ世界にしかも同世代となると仲が良くないとか、違いだとか時代関係なく必ず何かしら比べられていくんでしょうね。

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野村萬斎が東京オリンピックの総合統括?

2018年7月30日に2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開会式・閉会式を演出する総合統括「チーフ・エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター」に野村萬斎さんが就任することが福島県のJヴィレッジで開かれた大会委員会の理事会で承認されました。

オリンピック(五輪)は野村萬斎さんと映画監督の山崎貴さん、パラリンピックは野村萬斎さんと広告クリエーティブディレクターの佐々木宏さんが中心となって具体的な演出企画を制作されます。

野村萬斎さんがリーダーとなった理由に、

狂言はもとより映画や舞台、伝統から現代までの幅広い見識がある。日本文化は多様なのでそこの間口が広く、色々なことをやっていた方が良いと判断された。

と組織委員の中井元チーフセレモニーオフィサーは語られています。

 

野村萬斎のオリンピックへの想いは?

野村萬斎さんは式典のコンセプトについて

「鎮魂と再生は、能や狂言において重要な部分。その精神を復興五輪のも生かすことは、非常に意味があるとチームの皆さんに賛同をいただいています。何より良質な日本の精神にのっとったものにしたい」

と語っておられます。

演出に関しては百聞は一見にしかず、出来るだけ観てわかるものにしたいと、

「手法に伝統的な手段や発想でありながら、現代に生きる人々の印象に残るような、テクノロジーを含めたいろいろな使い方で盛り上げていきたい」

と思いを語られています。

野村萬斎さんといえば「陰陽師」ですが、フィギュアスケートの羽生結弦選手が「陰陽師」をテーマに演技されたこともあり、開会式・閉会式で羽生結弦選手が登場するのではという記者の質問に対し「それはたくさんの方たちが思い浮かべていますが. . . 当日のお楽しみに(笑)」との返答!これは期待出来るんじゃないですか?

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和泉元彌のトラブル騒動とは?

和泉元彌さんは能楽協会からも退会命令を受け、正式な狂言師ではなくなり「自称狂言師」という扱いなのですが、和泉元彌さんのトラブル騒動においても退会命令になった根源がありました。

和泉元彌さんが21歳の時に正式な手続きを取らず勝手に家元になり、和泉流の身内から能楽協会へ除名処分の申請され裁判まで発展しましたが、その他にも色々と問題を起こされていたようです。まずはスケジュールのダブルブッキングでの公演をドタキャン!、ブログ炎上での騒ぎ!、また移動にヘリコプターを使ったとの騒動!を起こしてしまいます。裁判は最高裁まで発展したようで結果能楽協会からの退会命令が下されることになりました。

その裁判中にも和泉家が駐車違反や接触事故を起こしたことが判明、加え和泉元彌さんの夫婦別居問題と、そしてさらに和泉元彌さんのプロレスデビュー. . . . .もうここまできたら何がなんだかわからなくなってきました。

野村萬斎と和泉元彌の違いって知ってる?オリンピック総合統括で一気に差が!のまとめ

「野村萬斎と和泉元彌の違いって知ってる?オリンピック総合統括で一気に差が!」について書いてきましたが、

野村萬斎さんはオリンピック総合統括にCMでの親子3人出演と話題が絶えず飛ぶ鳥落とす勢いですが、どの場でも手を抜くことなくしっかりとやっておられますね。これからの活躍も非常に楽しみであります。

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