映画「娼年(しょうねん)」は、作家石田衣良の小説が原作。過激な内容の「娼年(しょうねん)」は映画化の前に舞台化もされています。
そんな話題作を三浦大輔監督と松坂桃李のコンビで映画化した衝撃作です。性描写に一切の妥協をしなかったという大人の映画です。
というわけで今回は「映画 娼年(しょうねん)のあらすじ・ネタバレ感想」について詳しく紹介致します。
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映画 娼年(しょうねん)の作品情報とキャスト
【作品情報】
製作年:2017年
製作国:日本
年齢区分:R-18
監督:三浦大輔
脚本:三浦大輔
原作者:石田衣良
音楽:半野喜弘
【キャスト】
松坂桃李
真飛聖
冨手麻妙
猪塚健太
桜井ユキ
小柳友
馬渕英里何
荻野友里
佐々木心音
大谷麻衣
階戸瑠李
遠藤祐美
牧純矢
西岡徳馬
江波杏子
映画 娼年(しょうねん)のあらすじとネタバレ
主人公の森中領は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、美しい女性がバーに現れた。女性の名前は御堂静香。「女なんてつまんないよ」という領に静香は”情熱の試験”を受けさせる。それは、静香が手がける会員制ボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。 入店を決意した領は、翌日から娼夫・リョウとして仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく
映画 娼年(しょうねん)の感想と見どころ
とにかくこの映画「娼年(しょうねん)」という話題作は、一言で言えばエロいのです。妖艶なエロスの世界を堪能できます。
原作は、数々のヒット作を世に放ち続ける石田衣良さんの小説。
実は原作発表から10数年後に舞台、映画化されたというのは、主人公のキャラクターに合致する俳優が居なかったからではないからではないでしょうか。
そこに登場したのが、俳優の松坂桃李さん。彼の登場により
待望の舞台化から映画化へと繫がったわけです。
タイトルの「娼年(しょうねん)」という言葉を聞いただけでもエロさ爆発、全開のことは、わかるんですが、性描写には一切の妥協を許さなかったという熱のいれよう。
この作品からエロスを抜いたら何が残るというような気もしますが、ただエロいだけではないんです。
過激な性描写ばかりが話題となったのですが、実はそれが気になるのは最初の15分だけという松坂桃李さんのコメント通り、この映画の本質は別ところにあります。
まぁ、冒頭の15分だけとは言え、15分もエロいシーンがあれば、それだけで興奮しそうですね。まぁ、興奮し過ぎないような大人の人が見るべき映画なのかもしれませんね。
生身の感情を徹底的に描いたセックスシーンは、見てはいけないものを見てしまったような衝撃さえ受けます。それが、イケメンのメジャー俳優、松坂桃李さんであれば尚更でしょう。
そんなわけで女性が見ても甘美な世界に圧倒されてしまうでしょう。
主人公の設定は男娼ということなんですが、世の中にこういう人は、本当に実在するんでしょうかね?やっぱりイケメンしか出来ない気もします。
男娼として生きて行く中で人間的に成長していくプロセスを描いた作品ということなので、過激なセックスシーンは、作品内で重要なものであり意味のあるものなんです。
とにかく体当たりの演技を見せた松坂桃李さんは、役者として一皮むけたような作品となったのではないでしょうか。
「R18+指定」ということで、かなりパンチのきいた作品なので、見る時には、心して見たほうがよいでしょう。
いきなり本気のセックスシーンを見せつけられ、普通の人なら興奮するはずです。だってそれが人間なんですから。
考えてみて下さい。あなたが、今生きているのは、セックスが始まりだったんですから。
生きる為、命を繋いでいくのには、セックスは必要なことなんです。
単にこの作品は、女性とセックスするだけの映画ではありません。もっとリアルなものならアダルトを見ればそれで済むのですから。
アダルトではなく、作品として見せるには、それなりの苦労があるのです。なんせ、過激なシーンのインパクトが強いだけに、境界線がギリギリの作品だからです。
セックスシーンについては、計算しつくされたアングルがよりエロスな世界を作り出しているのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は映画「娼年(しょうねん)」のあらすじ、ネタバレや感想についてまとめてみました。
人間は、服を脱ぎ捨ててしまえば、皆同じなのかもしれません。
裸のままの自分自身を見せることで奥深い人間ドラマとして成り立つのです。
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