現在ブラジルで開催中の南米王者を決めるコパ・アメリカに我が日本代表も招待され参戦していますが、今大会はフル代表ではいけません。いけない理由は何でしょうか?
というわけで今回は、「コパ・アメリカフル代表でいけない理由は?招待された理由も知りたい!」について詳しく調べてみました。
コパ・アメリカにフル代表でいけない理由は?
ブラジルで開催されている南米王者決定戦、南米の競合が集うこの大会「コパ・アメリカ」に、我らが日本代表も招待され、ゲスト国として参戦しています。
今回、日本代表は、フル代表でのチーム編成ではありません。フル代表でいけない理由は、なんでしょうか?せっかくの競合との腕試しができる大会だけにもったいない気がしますね。
フル代表でいけない理由は、いくつかあります。まず、コパ・アメリカ自体が国際Aマッチデー以外の開催となることで、選手を拘束する権利がないんです。つまり、各国クラブに散らばる選手を自由に招集できないんです。
このことは、大会前からサッカー協会側としても、わかっていたことで、選手を招集する為に国内外の各クラブとの交渉を行ってきたのです。
更に世界的な代表試合のサッカールールとして「大陸選手権で選手を招集する際に各国協会がもつ拘束力を、1年で1大会のみとする」という決まりがあるんです。
つまり日本については、今年1月に行われたアジアカップで、これに該当することになるので、益々選手の招集は、難しくなったというわけです。
更に、まだまだあります。この時期、海外クラブに所属する選手は、シーズンオフとなり休養期間となります。来期へのことを考えれば、ここでしっかり休むことも重要なんです。この期間に移籍する選手もいるので、なにかとバタバタするんですね。
更に更に国内に目を向ければ、この大会期間中も、なんとJリーグは中断されていないんです。その為、各Jのクラブも主力選手を出したくないわけです。
つまり、「コパ・アメリカ」は、プライオリティ的には、それほど重要視されていないんです。
というような様々な事情から今回は若手主体のチーム編成となっているわけです。
コパ・アメリカの招待された理由は?
今回、日本代表がコパ・アメリカに招待された理由とは、なんでしょうか?
ちなみにこの大会には、日本代表は参加するのは2回目となります。前回はおよそ20年前となります。日本はグループCに入り予選としてチリ、ウルグアイ、エクアドルと最低3試合を戦います。仮に決勝トーナメントまで進めば更に最低5試合を戦います。
さて、日本が招待された理由ですが、まずアジアの中ではそれなりの実績を残していますし、ワールドカップについても、ここ数年は常連となっているなど、国際的な評価もあるからです。
更に、優先順位的にもヨーロッパのチームを呼べないのであれば、アジアとなり、その中なら日本であることが高くなります。
その他には、興行的なメリットも当然あるでしょう。広告収入や放映権なども考慮すれば、計算がたちやすいのが日本とも言えます。
ちなまに日本戦は、実は特別日程になっていて他の試合とは、最初の2戦はキックオフの時間が異なります。これは、日本での視聴時間を考えてのことでしょう。グループCだけ日本時間朝8:00開始なんです。
コパ・アメリカでの注目選手は?
今回のコパ・アメリカ参戦にあたり、様々な事情から若手を招集しています。来年には東京オリンピックも開催されることから、それを見込んでオリンピック世代を中心にチーム編成をしました。
ちなみにオリンピックの出場選手の条件は、全部で18名の選手登録のうち、年齢に関係なく呼べるのは、たったの3名だけ、その他は、23 歳以下という年齢制限があるからです。
というわけで今回招集された選手の平均年齢はぐっと下がり22.13歳。なんともフレッシュな構成です。
その内でも、注目選手は、何人かいます。
守備的なところでは、冨安健洋選手(シントトロイデンVV)。攻撃的なところではMF久保建英選手(FC東京)、MF中島翔哉選手(アルドゥハイルSC)の3選手が注目です。
特に注目するのは、18歳になったばかりの久保建英選手。大会直前にあの超名門レアル・マドリードへの移籍が決まったのです。その事により世界からも注目されています。
まとめ
いかがだったでしょうか?コパ・アメリカにフル代表でいけない理由はいくつかの要素がありました。
初戦のチリ戦は、4対0というスコアで完敗してしまいましたが、若きイレブンに期待です。